五行大義(229)
私も「学びの途中」であることをご理解いただければと思います。したがって誤った理解もあるかもしれません。その際にはご指摘いただければと思います。また、内容については適宜集成・追加させていただきます。
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七政を論ず
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轝鬼の五星を視明として、奸謀を明らかなことにすることを主るとする。四度、時刻は未にあり、分野は秦、春夏を水とし、秋冬を火とする。
柳の八星を食を奉るとし、美味を調和することを主るとする。十五度、時刻は午であり、分野は周、春夏を水とし、秋冬を人する。
星の七星を衣裳とし、身体を覆うことを主るとする。七度、時刻は午であって、分野は周、春夏を火とし、秋冬を水とする。
張の六星を外から来た人のことを主り、施しを与え、宴会をして楽しむこととする。十八度、時刻は午であり、分野は周であり、五行の気は水である。
翼の二十二星は天唱であり、戯れ虞(たの)しむことを主るとする。十八度、時刻は巳であり、分野は楚であり、春夏を木とし、秋冬を金とする。
軫の四星を死喪であって、災凶を知るものとする。十七度、時刻は巳であり、分野は楚、春夏を木とし、秋冬を土とする。
『漢書』天文誌には、「角・亢・氏の分野は韓・鄭、袞州である。房・心は宋、予州である。尾・箕は燕、幽州である。井・鬼は秦、雍州である。柳・七星・張は三河である。翼・軫は楚、荊州である。奎・婁・胃は魯、徐州である。昴・畢は趙、冀州である。觜・参は魏、梁州である。斗は江湖である。牽牛・須女は呉、揚州である。虚・危は斉、青州である。室・壁は衞、幷州である。」とある。これらはみな、分野の主るところであり、州国の善悪を正すものである。だから、政とするのである。
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七政を論ず
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轝鬼の五星を視明として、奸謀を明らかなことにすることを主るとする。四度、時刻は未にあり、分野は秦、春夏を水とし、秋冬を火とする。
柳の八星を食を奉るとし、美味を調和することを主るとする。十五度、時刻は午であり、分野は周、春夏を水とし、秋冬を人する。
星の七星を衣裳とし、身体を覆うことを主るとする。七度、時刻は午であって、分野は周、春夏を火とし、秋冬を水とする。
張の六星を外から来た人のことを主り、施しを与え、宴会をして楽しむこととする。十八度、時刻は午であり、分野は周であり、五行の気は水である。
翼の二十二星は天唱であり、戯れ虞(たの)しむことを主るとする。十八度、時刻は巳であり、分野は楚であり、春夏を木とし、秋冬を金とする。
軫の四星を死喪であって、災凶を知るものとする。十七度、時刻は巳であり、分野は楚、春夏を木とし、秋冬を土とする。
『漢書』天文誌には、「角・亢・氏の分野は韓・鄭、袞州である。房・心は宋、予州である。尾・箕は燕、幽州である。井・鬼は秦、雍州である。柳・七星・張は三河である。翼・軫は楚、荊州である。奎・婁・胃は魯、徐州である。昴・畢は趙、冀州である。觜・参は魏、梁州である。斗は江湖である。牽牛・須女は呉、揚州である。虚・危は斉、青州である。室・壁は衞、幷州である。」とある。これらはみな、分野の主るところであり、州国の善悪を正すものである。だから、政とするのである。