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五行大義(210)

私も「学びの途中」であることをご理解いただければと思います。したがって誤った理解もあるかもしれません。その際にはご指摘いただければと思います。また、内容については適宜集成・追加させていただきます。
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七政を論ず
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月について、『春秋元命苞』に、「月は、陰の精気出あって、(同音の)闕(月は満ちたり欠けたりする)という意味である。月の中に蟾蜍と兎がいるのは、陰陽が同居して、互いに助け合っているのである。そして、(自己の性質を)抑制して、陽に和合して調和を保っている。その内部は光り輝き、中和した気が文様を織りなしているように見える。兎がよく走るのは、陽気が動いていることを表している。兎の発する言葉は僖呼というものであり、僖呼とは、温煖(あたたかい)ということである。

月は水の精気である。だから、中は明るく冷気を帯びている。陰気が生じて陰気が充満しないのは、臣下が君に服従しているからである。満月の日に月が満ちるのは、天象と地象が和合しているからである。満ちたのち欠けるのは、服従して尊大なものの方を向くということである。その月(月の気)は、卑しく、卑しいのでうわべをつくろうために、横糸の役目をする。陰気は陽の精を接受する。それゆえ、陽の精は、陰気の内部に存在する。だから、陰気を含む金(少陰)、水(大陰)は光を内蔵する。光を内蔵しているので、陰の精はじっとして動かない。月は陰の精であるので、それ自体は光輝かないが、太陽が月を照らす力を借りて明るく見えるのは、それはちょうど、臣下が自らに威力はないが、君主の勢力を借りて、その威力を発揮するようなものである。

月の初めは、(月が)太陽に真正面に向き合わないので、太陽の光が当たらないところがあるから、欠けて見える。月の半ば(十五日)には、太陽と相対する位置にあるので、太陽の光が全面に当たるので満月になる。十六日以後は、だんだんと欠けるのは、まただんだんと太陽の光が当たらなくなるからである」とある。
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Author:core_dump

「AyajinSoft」の[Ayajin」ですが、今は昔、某所に派遣されていた時に、「怪しい人=怪人」と呼ばれたことがあり(オシロスコープなど、他の人が持っていないようなものを持っていただけなんですけどね)、なぜかこの音が気に入ってしまい、以来、この表記を使っています。

基本的に組み込み技術者です。一時期、iOSアプリの開発に従事していましたが、今後は制御系を中心にやっていこうと思っていますが、なにぶん相手のある話なので、組み込みや制御を中心に、アプリ寄りなところまで含めて幅広くやって行こうと思っています。

技術者なのですが、最近、いろいろなことに興味や面白さを感じるようになりました(ソフトウエア工学だけでなく、自然科学、人文科学、社会科学などなど)。それが高じて、現在、大学で哲学を中心に勉強しています。

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