FC2ブログ

五行大義(172)

私も「学びの途中」であることをご理解いただければと思います。したがって誤った理解もあるかもしれません。その際にはご指摘いただければと思います。また、内容については適宜集成・追加させていただきます。
-----
雑配を論ず
第五、五常に配するを論ず
-----

『春秋左氏伝』(伝)を西方の義に当てはめることについて説明すれば、『春秋』は魯の国の歴史書であり、その時代の人物の善悪、是非、成功と失敗について褒めたり、謗ったりしている。その当時、王者の踏み行うべき道はすでに廃れており、諸侯は互いに武力で争い、『春秋』には、これのあらゆる抗争について記されているのである。その中で、義にかなっているものは褒め、徳を失うものは咎めているが、これは、金が道義によって判断し、万物を裁き制するようなものである。だから、義に当てるのである。

『詩経』を北方の智に配当することについて説明すれば、『詩経』は、自分の気持ちや意見を言って風刺したもので、幽かな奥深い言葉があり、それで人の心を和らげさせ、鬼神の心を動かして、天地を感じさせる書である。(『詩経』は)善悪を題材として、声楽(人の音声からなる音楽)として吟詠し、それを聴く者には、行いに利益があるようにさせ、それを作る者には、その身に災禍がないようにさせる。これは、水が人知れず流れてすべてを潤すようなものである。だから、智に当てるのである。

『尚書』(書経)を中央の信に当てはめることについて説明すれば、『尚書』は、上古の書であって、帝王の言葉や誠の誓いを伝え述べたものであり、そこにすべてが記載されている。旧いことを尊ぶべきであるということは、土には信があり、時に応じて万物を生じさせ、四時(春夏秋冬)の中心となるようなものである。だから、信に当てるのである。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

core_dump

Author:core_dump

「AyajinSoft」の[Ayajin」ですが、今は昔、某所に派遣されていた時に、「怪しい人=怪人」と呼ばれたことがあり(オシロスコープなど、他の人が持っていないようなものを持っていただけなんですけどね)、なぜかこの音が気に入ってしまい、以来、この表記を使っています。

基本的に組み込み技術者です。一時期、iOSアプリの開発に従事していましたが、今後は制御系を中心にやっていこうと思っていますが、なにぶん相手のある話なので、組み込みや制御を中心に、アプリ寄りなところまで含めて幅広くやって行こうと思っています。

技術者なのですが、最近、いろいろなことに興味や面白さを感じるようになりました(ソフトウエア工学だけでなく、自然科学、人文科学、社会科学などなど)。それが高じて、現在、大学で哲学を中心に勉強しています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンタ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR