五行大義(254)
私も「学びの途中」であることをご理解いただければと思います。したがって誤った理解もあるかもしれません。その際にはご指摘いただければと思います。また、内容については適宜集成・追加させていただきます。
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治政を論ず
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以上のようなことを政治というのである。孔子は「政治をするのに道徳によって行えば、北極星がじっと動かないでその場所にいて、多くの星がそれを中心に運行するように、人々はすっかり為政者に帰服する」と言っている。『大戴礼』には「君主は秩序の正しさの根本である。君主がいなければ、どのように秩序正しくすることができようか。そんなことはできない。また、よく五行の法則にのっとっていることを、道理にかなっっていると言う。これは寛大なことと厳しいことを水と火に例え、仁と義を金と木に例えるいわれである。春夏秋冬の順序に順って民を教化し、木火土金水の五材によって万事が行われる。このようにすると、人の力に任せても、道理は一つとなる」とある。
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治政を論ず
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以上のようなことを政治というのである。孔子は「政治をするのに道徳によって行えば、北極星がじっと動かないでその場所にいて、多くの星がそれを中心に運行するように、人々はすっかり為政者に帰服する」と言っている。『大戴礼』には「君主は秩序の正しさの根本である。君主がいなければ、どのように秩序正しくすることができようか。そんなことはできない。また、よく五行の法則にのっとっていることを、道理にかなっっていると言う。これは寛大なことと厳しいことを水と火に例え、仁と義を金と木に例えるいわれである。春夏秋冬の順序に順って民を教化し、木火土金水の五材によって万事が行われる。このようにすると、人の力に任せても、道理は一つとなる」とある。