五行大義(90)
私も「学びの途中」であることをご理解いただければと思います。したがって誤った理解もあるかもしれません。その際にはご指摘いただければと思います。また、内容については適宜集成・追加させていただきます。
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徳を論ず
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建午の月(五月)には、乾の初九の爻が変化して陰となる。これは、遘の卦が働く月である。陰気は黄泉の下で活動し、陽気は大空の上に広く行き渡っている。この時、徳は野にあり、刑は室にある。
建未の月(六月)には、乾の九二の爻が変化して陰となる。これは、遁の卦が働く月である。陰気はいくらか昇り、陽気は減少しようとしており、万物は盛んを極め、年老いて衰えようとしている状態である。この時、徳は街にあり、刑は堂にある。
建申の月(七月)には、乾の九三の爻が変化して陰となる。これは、否の卦が働く月である。陽気は沈んで後退し、陰気は進み昇り、陰と陽とは交わることができず塞がってしまい、ものを滅ぼそうとする力が盛んとなる。この時、徳は巷にあり、刑は庭にある。
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徳を論ず
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建午の月(五月)には、乾の初九の爻が変化して陰となる。これは、遘の卦が働く月である。陰気は黄泉の下で活動し、陽気は大空の上に広く行き渡っている。この時、徳は野にあり、刑は室にある。
建未の月(六月)には、乾の九二の爻が変化して陰となる。これは、遁の卦が働く月である。陰気はいくらか昇り、陽気は減少しようとしており、万物は盛んを極め、年老いて衰えようとしている状態である。この時、徳は街にあり、刑は堂にある。
建申の月(七月)には、乾の九三の爻が変化して陰となる。これは、否の卦が働く月である。陽気は沈んで後退し、陰気は進み昇り、陰と陽とは交わることができず塞がってしまい、ものを滅ぼそうとする力が盛んとなる。この時、徳は巷にあり、刑は庭にある。